Jimdo(ジンドゥー)は、簡単にホームページが作成できるクラウド型ホームページ作成サービスです。
ホームページ作成サービスとしては国内で最も利用されているサービスで「これまで何度もホームページ作りに挑戦したけど難しくて作れなかったよ」という方にはぜひ試してもらいたいサービスの1つです。
Jimdoは、ドイツ発のサービスで2021年時点で世界で2500万サイトに利用されています。日本では2009年よりパートナー企業のKDDIウェブコミュニケーションズが提供しており、200万サイトに利用されています。
料金プランは、無料から始められるJimdoFree(0円)、独自ドメインやネットショップなどのビジネス向けの機能が揃った有料プランのJimdoPro(945円/月)、Businessの3プラン(2415円/月)があり、豊富なデザインテンプレート、独自ドメイン、ネットショップ機能、SEO機能など、ビジネス用のホームページに必要な機能がひと通り網羅されています。
Jimdoの特徴
カンタン操作の見たまま編集
Jimdoの特徴は実際のホームページと管理画面が同じ見た目になっているため、編集したい部分を見たままに編集することができ、専門知識がなくても簡単にホームページが作成できます。
170種類以上のテンプレート
デザイナーが提供する170種類以上の豊富なデザインテンプレートを利用することができます。どのテンプレートを選択してもそれなりのデザインのホームページが作れます。 テンプレート選択後は、ナビゲーションバーやフォントカラー、背景画像なども細かく変更することできるので細かいところまで自分の希望どおりにデザインを進めていくことができます。 さらに、テンプレートは全てスマホでの表示に最適化されたレスポンシブ対応しており、デスクトップ、スマホともに対応したホームページを持つことができます。
SEOにも強い
JimdoのレビューサイトなどではJimdoはSEOに弱いという評判を見かけますが、実際はSEOに適したシステム設計がされておりSEOに弱くはありません。さらにSEOに最も重要なのはサイトに掲載されているコンテンツです。コンテンツさえよければJimdoを使っていてもSEOで検索エンジンの上位表示は問題なく狙えるでしょう。
安心の全サイトSSL対応
Jimdoを利用のサイトは全てSSL対応済み。セキュリティ面だけでなく、検索エンジン大手のgoogleもSSL対応のサイトを検索結果に優遇と発表しており、今後ホームページを運営する上で大切な機能の一つです。SSL対応しているサービスはJimdo以外にはほぼなく、Jimdoを使う大きなメリットの一つです。
開発はJimdo、サービス提供はKDDIウェブコミュニケーションズ
Jimdoは開発元のJimdo(ドイツ企業)とKDDIウェブコミュニケーションズの共同サービスとして提供しています。 KDDIウェブコミュニケーションズは20年以上レンタルサーバーやインフラを提供してきた信頼のできる母体です。 よく他サービスで海外のアプリやサービスを使ってみると雑な翻訳や細かい所が日本人に使いにくかったりする所がありますが、そういう点を日本企業であるKDDIウェブコミュニケーションズがうまくサポートしており、安心して利用することができます。日本語サポートはもちろん、Jimdoについての教材や使い方を教えてくれる教室などもありますが(後述)、これらはKDDIウェブコミュニケーションズが主に関わって運営しています。
対面でJimdoやホームページの使い方が直接相談できるJimdoCafe
Jimdoで困ったことがあった場合、公式の窓口は基本メールサポートのみです。 しかし、Jimdoには有志の方が運営している「JimdoCafe」というJimdoの相談所があり開催日に合わせて相談しにいくとJimdoやホームページの悩みにのってくれます。
Jimdoのホームページを作っていて、操作方法がわからなくなったり、デザインのことなどで詳しい人に相談してみたいと思ったことはありませんか?そんなときは、ぜひJimdoCafeへ行ってみましょう。Jimdoに詳しい有志が開催しているJimdoCafeは、全国に拠点が広がっています。 マンツーマンで質問しながらホームページの作成ができる集客やデザインの相談ができるJimdoユーザー同士で情報交換ができる、そんな場が「JimdoCafe」です。 JimdoJapan運営のJimdoユーザーポータルより引用(http://portal-jp.jimdo.com/meet/jimdocafe/)
独自ドメインやアクセス解析など必要なものが全て揃っても月965円
月額1,000円というとWebサービスでは高く感じる人もいらっしゃるかと思いますが、ビジネスにおいて、ホームページは欠かせない存在になってきています。 実際、私の運営する複数のサイトでもホームページからのお問い合わせだけで毎月10万円以上の売上をあげているサイトもあります。 そんなホームページに必要な機能が一通り網羅されていて、ランチ1回分の料金にまとまっているのは効果が既に出ている人にとってはかなり安いかなと思います。 ということで月965円の投資でできることを考えるとJimdoProはかなりオススメです。
総評
Jimdoはこんな方にオススメ
- 制作のプロに頼らず自分で店舗や個人、会社のHPを作成&運用したい方
- サポートが充実したサービスを使いたい(困ったときにすぐに解決してほしい。)
- 使い方を直接聞きに行く場所、イベント、セミナーが充実しているサービスを使いたい
こんな方にはオススメできないかも…
- 数百ページ以上の大量のページの投稿予定の大規模サイト
- ネットショップとしての利用がメイン(数百点以上の商品をネットで販売したいなど)
- データベース構築など複雑なホームページを運用したい
クラウド型のホームページサービスは、自分自身で難しい設定や、サーバーの管理をする必要がない代わりに、ホームページ上のデータもすべて運営企業に預けることになります。その為、サービス提供企業の倒産や方針転換などは大切なホームページを運営に大きなリスクとなります。 JimdoはKDDIウェブコミュニケーションズが2009年から日本語での提供を開始し、サポートも全て同社が担当しているため、運営体制では他社の同様のサービスに比べ、安心できるといえるでしょう。 また、Jimdoやホームページのことを直接相談にいけるJimdoCafe(ジンドゥーカフェ)というリアルで勉強できる場所の開設や、コミュニティにも力を入れており、人に直接聞きに行けるオフラインでのサポート、学びの場が充実していることも大きな特徴です。
Jimdoの使い方、操作感
それでは、カンタンと言われるJimdoの実際の使い方、操作感についてご紹介していきます。
登録
Jimdoは無料から利用することができ、Jimdoのトップページからすぐに登録が可能です。アカウントを作成する場合トップページの「無料ホームページを作成!」ボタンをクリックして進めていきます。レイアウトと呼ばれるデザインテンプレートを選択し、メールアドレスと希望するドメイン名(URL)を入力すればわずか数分で登録完了です。
レイアウト選択
レイアウトは管理画面からいつでも変更できます。 2021年現在40種類(各種類事に細かい変更ができ合わせる100通り以上のレイアウトから選択)から選ぶことができます。
コンテンツ追加
コンテンツを追加したい場所で追加したい項目を追加していくだけで簡単にページを作っていくことができます。 さらに、追加したコンテンツはページ内、ページ外へドラッグ&ドロップで移動することができます。
お問合せフォームも利用できる
お問合せフォームの設置も簡単。さらにフォーム内にカレンダー、テキスト項目など知りたい情報を追加して資料請求、アンケートなど様々な用途に利用できます。
ブログも同じ操作感で作成可能
Jimdoではブログ機能も提供しています。ブログもホームページと同じように、文章、写真に加え、表やお問い合わせフォームを設置ができます。
無料から始められる料金体系
JimdoFreeを利用すると無料から始められるので、まずは試し登録をし、使っていく上でコストをかけてもいいなと思うタイミングで有料版を申込むことができます。
Jimdoのユーザー事例
Jimdoでどんなサイトが作れるか、ユーザー事例をご紹介します。
Karuna(https://www.karunakaruna.com/)
松戸市観光協会(matsudo-kankou.jp)
みんなを幸せにする出版社(https://www.22art.net/)
まとめ
いかがでしたでしょうか? これからホームページを作ろうと思われている方も「Jimdo意外と簡単じゃん?」と感じたのではないでしょうか? Jimdoは無料から始めることができますし、最初にクレジットカードの登録も必要ありません。 これからホームページを作る方には登録必須のサービスです。 迷われている方はまずは登録してみることをオススメします。