こんにちは。クリック(@click_hplabo)です。
2020年11月4日、グーペがホームページ内で予約受付が完結できる「イベント予約」機能をリリースしました。
「あれ?これまでも予約機能あったよな」と思いながら使ってみると、お店によっては売上が増えたり経費を削減できる可能性のある便利機能に進化していました。
ちょっとわかりづらい所もあるので、これまでの予約機能との違い、どんな業種に向いているのか、ザックリ解説します。
もくじ
旧予約機能とイベント予約機能の違い
ひと言でいうと、「予約が手動で確定するか、自動で確定するか」の違いです。
これまでの予約機能のデメリット
これまでの予約機能は、お客さんと予約確定のやりとりが必要でした。
こんな感じです。
ダブルブッキングを防ぐため人間の目で一度確認するので、安心ですね。
ただし、お店の運営をしながら予約確定の連絡を毎回するのは実際大変ですし、お客さんを待たせてしまうというデメリットがありました。
新しいイベント予約機能は自動確定
新しいイベント予約機能では、ホームページだけで予約受付が完結できるようになりました。
こんな感じです。
お客さんがホームページから予約を完了したと同時に、お客さん側とお店側に予約完了のメールが届きます。
これまでの予約機能と比較すると、予約確定までのステップが1つ減ってますよね。
これならお客さんを待たせてキャンセルになるリスクも減らせますし、お店側の負担も減って、良いことだらけのように思えます。
イベント予約機能は、事前に予約の内容と時間が決まっていないと使いづらいので注意してください。
使える業種と向いてない業種
「イベント予約」と名前がついているのでイベントの予約にしか使えなそうに思えますが、イベントに限らず時間枠が決まっているサービスならなんでも使えます。
向いている使い方
例えば、飲食店、ヘアサロンの来店予約にも使えます。
もちろん、イベントやレッスン、セミナーの予約などは向いている使い方です。
最近ではzoom等でのオンライン商談も増えてますので、企業向けサービスやコンサルティング業のアポ取りにも利用できそうです。
向いていない使い方
一方、事前にカウンセリングが必要な業種や、お客さんごとのカスタマイズ対応が必要なサービスでは、自動確定せずに従来の予約機能を使った方が良いでしょう。
お客さんによって提供時間が大きく変わるサービスは、事前に時間枠を確保してしまうと、他の予約を入れられなくなってしまいます。
そういう場合は売上を減らしてしまうことになりかねませんので、人間の目で確認してから手動で予約を確定する方が良いでしょう。
これまでの予約機能が使えなくなるわけではなく、「旧予約機能」として残っていますので、ビジネス用途に応じて2つの予約システムを使い分けるようにしてください。
どのプランで使える?
開発費をかけてこれだけ進化させたのだから、高い料金プランだけ使えるようにしてプランのアップグレードを狙う・・・というのが企業としては普通の考え方。
でもそこはさすが良心的なGMOペパボさん。なんとイベント予約機能はグーペの全プランで利用できます。これも老舗の余裕ですかね。
これだけの予約システムが月額1,000円〜の低料金で使えるのがグーペのスゴイ所。
総評
2つの予約機能が混在するのでちょっとわかりづらいものの、用途によって使い分けることができれば、より幅広い予約に対応することができそうです。
従業員負担を軽くしながらキャンセルも減らして売上アップできたら、追加の負担なく、お店の利益を増やすことが可能なのがグーペのイベント予約機能です。
安価に予約システム付きのホームページを作りたいなら、グーペはオススメです。